今宵の月のように
皆様 昨夜は皆既月食を眺めましたでしょうか。
私は、今頃みんな月を眺めてるんだろうな…などと想いながら布団に横たわり部屋の天井をぼーっと眺めてしました。
なんだか月を見上げる元気もなかった私は
布団に沈みゆく身体と共に このまま自分が
消えてゆきそうな感じがしました。
恐れはありません。
これでやっと何もかもから解放される…そんな安堵の想いに包まれました。
一向に上がらない気持ちと出口のない闇
1日中布団に横たわり時間を浪費する日々
諦めを通り越した絶望感
そんな全てから逃げ出したかった。
私は希望を失っていた。
そんな私の目にTwitterの
『精神疾患の親を持つ子供の会』
というのが目に留まった。
我が子もその中の一人なんだ。
その子達に聞いてみたかった。
壊れゆく親を見てどう思っていたのか。
どんな苦しい想いをしたのか。
私には背負っている大切なものがある。
1人で背負うと決めたのは自分だ。
もう苦しみに耐えられないと人生
フェードアウトするのは自分勝手すぎる。
私に希望がないはずがない。
息子は私にとってかけがいのない希望じゃないか。
息子だって精一杯我慢してるんだ。
お母さんが朝ごはんを作って笑顔で
「行ってらっしゃい」と送り出してくれる。
息子にとってはそれが当たり前ではない。
自分の母はそれが出来ないんだと
受け入れざる得ない環境を作っているのは
私以外の何ものでもない。
それを補っているのは父母であり
妹夫婦である。
息子に寂しい想いをさせないように
みんなが息子の母親をやってくれている。
私が言えた立場では無い。
それを承知の上で心から想う。
どうか自分が生まれてきたことを後悔だけはして欲しくないし、させてはならない。
負の連鎖をどこかで断ち切らねば。
それは私が変わる事以外にない。
それが出来なきゃ消えろ。
『カーリィ』様のコンテンツをお借りしています