『生きる』ひきこもりシングルマザーの心の記録

双極性障害という病気との付き合い方を模索中です。突然急上昇したり底に突き落とされたり振り回されっぱなしです。でも生きる事はもう放棄しません。

インフルエンザ

インフルエンザ流行ってますね。

我が家はまだ誰も発症していません。

学級閉鎖になってるクラスもあるので

まだまだ油断禁物ですね。

 

 

インフルエンザと言えばとても嫌な思い出があります。

息子が最初に発症し私も感染してしまいました。

なので近くの内科に行きました。

当時 わが町の内科はその病院だけでした。

 

隔離部屋で待機し順番が来たので診察室へ。

その頃もう精神科のお世話になってたので

お薬手帳を渡し自分の病名(双極性障害)を伝えました。

 

するとお薬手帳を見ながら

「何その病気?」と予想もしない返事が。

 

狼狽えた私はその病気で精神科に通っていることを吃りながら伝えました。

 

「そっちの病院で診てもらえないわけ?」

とても迷惑そうに言う医師。

 

私はますます萎縮してしまい、何とか今日は病院が休診日で診察してもらえないことを伝えました。

 

ホントはそっちで診てもらたいんだけど…とブツブツ言いながら

「とりあえずタミフルで大丈夫だと思うから。薬局で聞いてみて。」

 

「ありがとうございました」

泣きそうになりながら診察室を出ました。

 

 

精神障害者は内科に来ちゃいけないの?

精神障害者が来るとそんなに迷惑なの?

 

悔しくて悲しくて…なんでこんな病気に

なっちゃったんだろうと自分を恨みました。

 

薬局に薬を貰いに行くと薬剤師さんが飲み合わせに心配はないと説明してくれました。

 

 

後日、主治医に先日内科を受診した時のことを話しました。

 

話を聞いた先生は

「同じ医者として恥ずかしい!!」

 

いつも穏やかな先生が怒りで震えていました。こんな先生を見たのは初めてです。

 

そして、もうその病院には二度と行かないように私に言いました。

辛かったね。

ここりんさんは何も悪くないんだよ。

 

まだ怒りが収まらない様子で

「何て病院?先生の名前は?」と聞いてきました。

 

学会でも聞いたことないなぁ…

本当に同じ医者として情けない。

 

私は先生に話したことであの時の気持ちが救われました。

悔しかった気持ち、悲しかった気持ち、そして自分の病気に対する後ろめたさも。

 

 

それ以来その病院には1度も行っていません。

新しい診療所と総合病院が出来たので

そちらにお世話になっています。

 

あの威圧的な態度は今でも忘れられません。

多分私が狼狽えハッキリ話せなくなったのでその態度にもイライラしたのでしょう。

 

 

医師でさえ精神障害者に理解が無い。

こんな現状が現実にあるんです。

 

インフルエンザが話題になる季節になると

この事をいつも思い出します。

 



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