『生きる』ひきこもりシングルマザーの心の記録

双極性障害という病気との付き合い方を模索中です。突然急上昇したり底に突き落とされたり振り回されっぱなしです。でも生きる事はもう放棄しません。

優しい世界

今日は診察日でした。

入口のドアを開けると患者さんいっぱい💦

 

圧倒されてしまいすぐ外に出て

タバコを吸ってました。

 

だいぶ待合室が空いてきたので

座って順番待ち。

 

しばらくして名前を呼ばれ診察室へ。

 

「いかがですか😊」いつもの優しい

先生の笑顔にホッとする。

 

ノートを見ながら話そうとしたら

前回の受診日がわからない。

 

えーと…えーと…を繰り返す私に

「今日は12日だよ」と先生。

 

やっと落ち着いて一週間の様子を話す。

 

①まずデイケアに行けた(1日のみ💦)

②寝室に座イスを持ち込みなるべく日中

座って過ごしている

③昼寝をしないで過ごせるようになった

④クエチアピン100mgで眠れてる

⑤毎朝7時半には目が覚めるようになった

 

以上。

 

先生はデイケアに行けたことをとても褒めてくれた。

 

でも1日しか行けなかったけど…

と言う私に

 

週1日でも行けただけがんばってるよ。

自分で本当によく毎日がんばってるね。

 

そう言ってくれた。

 

先生に体調が良くなったことを一番に

報告して喜んでもらいたかった。

だから先生の言葉がとても嬉しかった。

 

 

それともう1つ伝えたい事があった。

私は毎週受診している。

もう1年以上ずっと。

 

だから今回は「2週間後で大丈夫です」

と自分から言ってみた。

「じゃ今回は2週間後にしてみようか」

先生はそう言ってくれた。

 

やっとやっと2週間後になった!!

 

「でも調子が悪くなったらいつでも来ていいんだからね」そう一言添えてくれた。

 

帰り際に

サインバルタって最高何mgですか?」

と聞いてみた。

「60mgだよ」と先生。

「私は今何mg飲んでますか?」

「今は30mg飲んでるよ」

 

「なら体調悪くなったらまだ増やせるね」

そう言った私に看護師さんが

「良かったね。まだ余力が残ってて」

と笑いながら言った。

 

 

それを聞いて安心した。

だって堕ちる時がいつか必ず来るから。

それは自分が一番わかってる。

 

 

今週は特に何かをして過ごしたわけじゃないけど、毎朝起きれたことが奇跡。 

そしてお昼寝しないことも。

 

これがずっと続いてくれると本当にいいんだけど…こればかりは仕方ない。

 

そういう病気だと受け入れるしかない。

 

わかってても堕ちるとやはり

自分に失望する。

この繰り返しだ。

 

私は果たして前に進めてるんだろうか…

でも以前のように衝動的な行動に走って

入院することが無くなった。

 

去年1年間ほぼ欝状態だった。 

でもやけを起こさずひたすら我慢した。

寝たきり状態だったけど死に逃げなかった。

 

先の見えない闇の中で我慢しづけた。

それだけは自分を褒めてあげたい。

 

 

私が辛さに耐えられなくなった時

 

「助けて」と唯一言える人がいた。

 

欝状態で支離滅裂な話を

自分の時間を削って聞いてくれた。

 

自分も病気と闘ってるのにもかかわらず。

私はその優しさにいつも救われた。

 

 

だから今度はその人が苦しい時は

私が心に寄り添って話を聞いてあげられたらと思っている。

 

私がしてもらったように。

 

 

苦しい時「助けて」って素直に言える人。

言っても受けとめてくれるという安心感。

 

そんな人が1人でもいてくれたら

病気がもたらす孤独感や絶望感から少しだけ解放されると思う。

 

 

ネットの世界でもいい。

自分の「苦しいよ」って心の声に耳を傾けてくれる人がいたら気持ちが救われると思う。

 

 

そしたら暗闇で苦しいばかりの世界じゃなく

優しい世界が出来上がる気がする。

 

 

だから私は自分がどんなに底に堕ちても  

優しさだけは失いたくない。

 

 


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