『生きる』ひきこもりシングルマザーの心の記録

双極性障害という病気との付き合い方を模索中です。突然急上昇したり底に突き落とされたり振り回されっぱなしです。でも生きる事はもう放棄しません。

双極の奏でる音

今日は11時起床。

でも不思議と罪悪感が無かった。

今日は母と妹が仕事が休みだという

安心感からかな。

 

でもとんでもない悪夢を見てしまった。

友達の子供を出産という恐ろしい夢。

恋愛感情も無いのに子供が出来るとか。

思い出しただけで気持ち悪い←友達ごめんwww

 

 

双極性障害の人間が奏でる音って

どんな感じなんだろう… 

どんな風に聴こえるんだろう…

 

ふと頭に浮かんだ。

 

きっとそれも個性の1つになり得ると

思った。

自分がどんな音を奏で

それを聴いた人が

どんな気持ちになるのか…

とても興味を持った。

 

相対する感情の中で生まれる音。

そしてそれが曲に。

私は弾く側なのでどう受け止められるかは知り得ない。

 

でもとても興味深い。

上手いとか下手とかではなく心に訴えかけるような音楽が出来るのではないかと。

 

 

ピアノは個人レッスンだから

基本 他の生徒さんの曲を聴く機会がない。

あるとしたら発表会ぐらいだ。

それも2年に一度のだからとても貴重。

 

子供たちはプロ顔負けのドレスに身を包んだお姫様たちでいっぱいw

それだけで楽しいだろうなぁと

見てて思う。

 

ウチは男の子で良かったとしみじみ。

まぁ女の子でもドレスは着せないと思うが。

 

あーこれは余談でしたm(_ _)m

 

 

そう。双極性の人間が奏でる音楽。

 

私は感受性が豊か過ぎるとこが

この病気の痛手にもなっているんだけど…

それを音楽に込めたらきっと深みのある曲になるんではないかと。

 

この病気になって以来ピアノからは全く

離れた生活を送ってきた。

息子がピアノを始めても当時の私には練習を見てあげる心も身体も余裕が無かった。

だから今どんな曲を弾いてるかさえ知らない。

ただ決められた日に通っていただけ。

 

たまたまクリスマスコンサート本番数日前の息子のピアノを耳にして愕然とした。

全く曲になっていない。

ただ弾いてるだけ。

練習もせず通ってるだけじゃ意味が無いことは私が1番わかっていた。

でも見て見ぬふりをしてきた結果だ。

失ってしまった時間をとても後悔した。

 

それから週に1度は必ず一緒に練習する事に決めた。

出された宿題は弾けるようにしていくこと。

 

 

私がピアノと向き合うきっかけを作ってくれたのは息子だ。

一緒に練習しているうちに私も自分で

弾いてみたいとの気持ちになったからだ。

 

技術的に見れば病気になる前の方が

はるかに上回ると思う。

ブランクもあるし何より集中力が無い。

 

それをカバーするのはやはり心に訴えかける叙情的なものだろう。

 

病気になってしまったものは仕方ない。

だったらそれを生かせばいい。

私が見てきた闇や光を音にして奏でる。

 

 

私が観てきた世界で作られた音楽。

どんなものに出来上がるのか

今はそれが楽しみでならない。

 

 

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