癒し
上質の音楽とそれを感じる心があれば言葉なんていらない。
そう思った。
沈黙でさえ心地よい。
心がリラックスしているのがわかる。
これを癒しと言うのだろう。
闇に引きずり込まれる時間から私を解放してくれる。
そして待ち焦がれていた夜がやってくる。
夜は何故こんなにも落ち着くのだろう。
そして安堵感に包まれる。
昼間の喧騒から一変し静寂な時間が流れる。
私の夜は長い。
まるで生き返ったかのように自分を取り戻せる。
目の前にある眠剤を口にすれば私の好きな夜が終わってしまう。
だから手にするのをいつも躊躇する。
そしてまた明日の日中になれば私を暗黒の世界に迎えに来るのだ。
秋が恋しい。
どこか感傷的で深い色に染まる秋が好きだ。
秋の訪れを風、香り、肌で感じたい。
秋が早く来ないかなぁ…
大好きな秋。