崩壊
夢を見てたんだ。
それは今までに見たことのない
居心地よくて自然に笑のこぼれる世界。
誰にも邪魔されずまるで本当に
隣にいるようにその時間を楽しんだ。
私はそんな世界をこの手で壊してしまった。
もう戻らない。
戻れない。
現実だけを見つめて生きるのは
今の私には正直辛い。
あの場所に戻れるなら…
失ってからでは何もかもが遅いんだ。
また再び絶望の日々が続く。
引きこもり誰の目にも触れないよう
息を潜めて生きていく。
これは与えられし罰なのだ。
私の罪はいつになったら許されますか?
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