『生きる』ひきこもりシングルマザーの心の記録

双極性障害という病気との付き合い方を模索中です。突然急上昇したり底に突き落とされたり振り回されっぱなしです。でも生きる事はもう放棄しません。

明日を迎える為の休み

昨日は朝の些細な出来事で張り詰めてた糸が

切れてしまい一気に鬱の波に飲み込まれてしまった。

そして1日中溺れ苦しんだ。

 

 

昨日は訪問看護師さんが来てくれた。

自室に案内するはずが寝室の前で足が

止まってしまった。

「ここでいいよ」と言ってくれた。

 

寝室で話すのはこれで何度目だろう。

私は布団の上に座り看護師さんは

布団の隣で話を聞いてくれた。

 

 

まずピアノを始めたけどまだ1度しか行けてないことを話した。そして予定で行けば明日行くことになってると。

 

看護師さんは

明日は無理でしょ。それに加え

毎回断るのって大変でしょ?電話するまで

気が重く悩んで。1度辞めてみたら?

と言われた。

 

その通り。電話するまですごく悩んで罪悪感を抱えて断りの電話する。電話してからも

また休んでしまった自分を責める。

 

言い出すのは勇気がいるけど真剣にその方向で考える時期だと思った。

 

 

今日デイケアに行けないのを聞いて一気に気持ちが墜ちてしまったことを伝えると

 

心が粉々になってるから傷つきやすいんだよね。でもね、半分は理由を付けて落ちこんでることもあるんだよ。

 

それは私の中で全く無かった考え方だったのでとても新鮮な意見だった。

 

なんか自分で2週間後で大丈夫とか言っといてもう堕ちちゃったとかなんだかな。

といった私に 

 

前もそうだったよね。辛かったら来週おいで。自分で聞いてたじゃん。サインバルタどこまで増やせるか。笑いながら看護師さん。

 

たしかに聞いてましたね。

そしてそんな自分に思わず笑えた。

 

「話しながら笑顔も出てるから今回は大丈夫。すぐ上がれるよ」と言ってくれた。

 

 

看護師さんの言葉はすっと自分の中に入ってくる。もう7年のお付き合いだからかな。

私の言葉わかってくれてる安心感もある。

だいたい寝室で話せちゃうくらいなんで💦

 

 

あと引きこもりについて聞いてみた。

 

引きこもりの人いっぱいいるよー。

引きこもってるからわからないだけで。

ここりんさんの場合はこの環境だよね…。

 

 

まさしくその通り。

この田舎の閉鎖的な環境が引きこもりを助長している。

 

一歩外に出れば知り合いだらけの環境。

会えばまず聞かれるのは

「今どこに仕事行ってるの?」

 

それ聞いて何になるの?

それが社交辞令なら尚更やめて欲しい。

 

 

とりあえずデイケアに定期的に通えるようになったら1日2時間とか3時間の仕事探そ。

 

また来週か再来週来るね。

もしかしたら来週病院で会えるかもね。

そう笑いながら言って訪問看護は終わった。

 

 

息子は今日塾なので帰りが遅い。

それまでには起き上がらなくちゃ。

そろそろ帰ってくる時間になったので

リビングへ。

 

息子は帰ってくると私の顔を見て

「ママお熱あるの?」と言った。

 

多分鬱が表情に出てたんだろう。

 

「うん。ママお熱出ちゃった」

そう言うと私のおでこを触り

「ほんとだ。僕より熱いね」と息子。

 

「ママお熱あるから今日は先に2階に行って部屋暖めてるね」

そう言って息子には申し訳ないが

先に布団にもぐりこんだ。

 

私はうたた寝してたらしい。

息子の足跡で目が覚めた。

「おやすみ」を言って息子は眠った。

 

 

私はいつもなら0時に就寝薬を飲むようにしている。

でも今日は起きてるのが精神的にもしんどいので22時半に薬を飲んだ。

 

明日は自分の意思を取り戻せます様に…

と願いながら。

 

 

そして今日4時に目が覚めたがまたそのうち眠っていた。

結局目が覚めたのは7時だった。

昨日の鬱々とした気持ちは消えていた。

 

でも今日は1日何もしないと決めていた。

自分をまた見失わないように。

 

 

朝食後の薬を飲みまた寝室へと戻る。

なんだか外の景色が見たくなって

障子を開けてみた。

障子を開けるなんていつぶりだろう。

 

外は快晴。日差しが差し込んで暖かった。

 

今も障子を開けたまま自分の好きな音楽を

流しながら時間に身を委ねている。

 

今日は昨日の自分を修正するための日だ。

 

 

自分で7年もかかったがやっとなんとなく

本当になんとなくだが病気との付き合い方が

わかってきたような気がする。

 

今日は自分にとって前向きの休みだ。

だからいつもみたいな

 

起きれない。何も出来ない。こんな私なんて存在する価値がない。

 

なんて考えは一切無い。

 

 

明日を心穏やかに迎える為の休みだから。

 

 


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