『生きる』ひきこもりシングルマザーの心の記録

双極性障害という病気との付き合い方を模索中です。突然急上昇したり底に突き落とされたり振り回されっぱなしです。でも生きる事はもう放棄しません。

這い上がる日まで

昨夜は心がざわついてなかなか眠りに就けなかった。

 

 

その感情を引きずったまま朝を迎えてしまった。

朝食後の薬を飲みまた禁じられた寝室へ

足が向かう。

 

結局命令通り動けた日はたった1日だけ。

情けない限り。

 

吸いこまれるように布団に横たわる。

無音の部屋で何をするわけでもなく

天井をぼーっと眺め時間を浪費する。

 

そのまま私はいつの間にか眠っていた。

 

 

夢の中で音信不通になった彼に会った。

彼はとても悲しそうな顔をしていた。

 

「どうしたの?」

 

と聞くと母親が亡くなったと言う彼。

 

不精ひげを生やしやつれた顔で父親との2人暮らしは寂しいよと自嘲気味に言う。

 

「戻る?」と聞く私に

 

彼は「戻らない」と答えた。

 

 

そこで目が覚めた。

なんだか夢の中の悲しそうな彼の表情が

思い出されて切なくなった。

 

どうか笑顔で過ごしていてほしいと思った。

 

 

そんな事を考えていたら息子が帰ってくる

時間になっていた。

 

母は調子悪いなら無理に起きなくていいよと言ってくれた。

でも「おかえり」と笑顔で迎えてあげたい。

 

慌てて布団から起き上がりパジャマから

洋服に着替えた。

 

死んだような顔の自分を鏡で見つめこんな顔してちゃダメだと自分を奮い起こす。

 

 

「ただいま」妹の子供と一緒に帰ってきた。

 

私は笑顔で「おかえり」と迎えられた。

 

それから息子は宿題を始め、私はリビングで

それを見守っていた。

 

早めに宿題を終わらせたのは

妹の子供の作品展が保育園を見に行くためだ。

宿題を終わらせ妹家族と作品展に出かけた。

 

 

ブログをこんな時間に書いているのは

そのせいだ。

もうお風呂も済ませたので今は自分時間。

 

昨日のブログを読み返して随分感情に流されてたなぁ…と反省。

 

今日は朝こそ動けなかったが今は心が

落ち着いている。だからこそブログを読み返せたのだが。

 

 

正直 薬が増えたのに効果が実感出来ない焦りはある。

自分で作った命令も全く実行できていない。

 

朝のスタートが上手く行かない限り

デイケアに行くのは不可能だ。

 

ピアノも全く弾けていない。

 

 

今の現状は出来てないことだらけだけど

このままで終わらせるつもりは無い。

 

 

必ず這い上がってみせる。

 

 

だからそれまでもう少し待ってほしい。

 

家族にも そして自分にも。

 

 


f:id:oz100s0520:20180207200317j:image

 

 

『たえ』様のコンテンツをお借りしています